独立時、リーダーの役割を果たした人物が大統領などリーダーになります。
大統領になると、利益でつながろうと考える外国から贈り物をもらったり、武器を渡されたりなど支援されるようになります。
また、資源などから得られた利益も自分に集まるようにします。
得られた利益は国民のために使わずに、自分や親せき、また個人的に忠誠を誓った政府関係者の間で山分けし、大統領の周辺だけが豊かな暮らしをするようになります。
大統領周辺者はますます大統領を支持する一方で、それ以外の国民は貧しいままです。
この格差状態が続くと貧しい者の我慢も限界になり、政権を倒そうと考えます。
クーデターです。
今度は反政府勢力のリーダーが大統領になり・・・。
新大統領のもとに利権が集まってくる、ということが繰り返されていくのです。
イラスト さいとうじゅん