アフリカの貧困と発展

3. 三大感染症の危機

三大感染症とは

2020年からは新型コロナウイルスが世界中に危機をもたらしていますが、以前から長期にわたって流行し、多くの感染者・死者を出している三大感染症があります。
エイズ、マラリア、結核がそれです。
アフリカは以前からこれらの感染症が蔓延しています。

アジア経済研究所の岸真由美さんのコラム「アフリカと感染症」(こちら>>>)によると、
・エイズを発症させるHIVウイルス感染者は世界で約3800万人(2019年)と推定されいて、その3分の2にあたる2500万人がアフリカ地域の人々。

・マラリアは、世界の死亡者の94%(2018年)がアフリカ地域の人々。

・結核に新規に感染した患者の26%(2015年)がアフリカの人々。

だということです。

支え手となっていた家族が亡くなると生活は困窮し、貧困状態になります。

TOP