日本では6歳になったら小学校へ入学し中学校へ進学することがあたりまえです。
ところが、世界をみるとそうでない子どももいます。
家事を手伝わされたり、仕事に出されたりで学校へ行けずに仕事をしているのです。
お手伝いやアルバイトとは違って、低賃金、長時間労働、劣悪な環境のなかで教育を受けることなく子どもが大人と同じように働くことを「児童労働」といいます。
児童とは15歳未満をいいます(開発途上国は14歳。危険・有害な仕事は18歳未満)。
国連の専門機関である国際労働機関(ILO)が採択した条約があって、そこで定められています。
児童労働に従事する子ども(5~17歳)
児童労働に従事する男の子ども(5~17歳)
児童労働に従事する女の子ども(5~17歳)
ILO,Global estimates of child labour:Results and trends,2012-2016