砂漠化の面積
砂漠化している面積が1番多いのはアジアです。
アジアはもともと乾燥地域が広く砂漠化の面積も広くなっています。
次に多いのがアフリカです。
アフリカはアジアよりももともとの乾燥地域は少ないですが、砂漠化している面積は同じ程度です。
地域別の乾燥地面積と劣化面積(100万ha)
地域 | 乾燥地面積 | 劣化面積 |
---|---|---|
アフリカ | 1286 | 319.4 |
アジア | 1671.8 | 370.3 |
オーストラリア | 663.3 | 87.5 |
ヨーロッパ | 299.6 | 99.4 |
北アメリカ | 732.4 | 79.5 |
南アメリカ | 516 | 79.1 |
資料:UNEP(1997):”World Atlas of Desertification:Second Edition” London:Arnold
砂漠化の要因
1.放牧のしすぎ
2.森林・樹木の伐採のしすぎ
3.開墾のしすぎ
4.土壌や水の不適切な管理
資料:鳥取大学乾燥地研究センターウェブサイト
地域によって、特徴があります。
オーストラリアはほぼ放牧のしすぎが要因です。
森林・樹木の伐採が多いのは、アジア、ヨーロッパ、南アフリカです。
熱帯雨林、アマゾンの破壊などは環境破壊だけでなく、たずさわる人間の奴隷労働も報告されており深刻な問題です。