災害は地震、台風、津波、干ばつ、熱波などの自然災害や、原発事故、紛争、テロなどの人為的な災害があります。
干ばつや熱波などは自然災害でありながらも、人間の開発が要因となっているとの見方もあり、区別がつきにくい問題です。
ただ、災害が増えているということはたしかです。
国際赤十字・赤新月社連盟が毎年発行している『世界災害報告』の統計によると、つぎのとおりです。
件数(年平均) | 被災者数 | |
1990-1995年 | 255 | 2億人 |
2000-2005年 | 406 | 3.2億人 |
2010-2012年 | 372 | 2.4億人 |
地域では、被災者数の95%がアジアとアフリカの低所得国に集中しています。
これらの地域は災害への備えが薄いことが挙げられます。