先進国と開発途上国

新興国 経済成長する開発途上国

新興国市場

発展途上国のなかでも、2000年代以降、急速に経済が発展している国があります。

UNCTAD(国連貿易開発会議)の分類では新興国市場として下記の35カ国・地域を挙げています。

このうち、開発途上国に分類されている国(国連による)が24カ国あります。

これらの国は、開発途上国なのだけれど、新興市場として発展している

ということがいえます。

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国名 地域 国連の開発途上国
バーレーン Western Asia
中国 Asia
香港[中国特別区] Asia
(台湾) Asia
インド Asia
インドネシア Asia
韓国 Asia
クウェート Western Asia
マレーシア Asia
フィリピン Asia
サウジアラビア Western Asia
シンガポール Asia
タイ Asia
トルコ Western Asia
エジプト Northern Africa
ナイジェリア Western Africa
南アフリカ Southern Africa
クロアチア Europe
チェコ Eastern Europe
ハンガリー Eastern Europe
カザフスタン Asia
ポーランド Eastern Europe
ルーマニア Eastern Europe
ロシア Eastern Europe
セルビア Europe
ウクライナ Eastern Europe
アルゼンチン Latin America
ブラジル Latin America
チリ Latin America
コロンビア Latin America
エクアドル Latin America
メキシコ Latin America
ペルー Latin America
ウルグアイ Latin America
ベネズエラ Latin America

資料:UNCTAD,UN

外国企業の投資

開発途上国がなぜ新興市場として経済成長を遂げているのでしょうか。
それは先進国の企業が入ってくることで実現します。

先進国の企業は、自国で不足している資源を求め、また安い労働力を求め開発途上国に進出します。

この時、先進国企業は現地企業へ資金を投入する投資という形で経営を支配します。
その時、先進国企業と現地企業の複数の国籍を持つ会社が生まれ、そういった企業を多国籍企業といいます。

多国籍企業の展開によって経済がグローバル化しているのです。

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