新興国 経済成長する開発途上国
新興国市場発展途上国のなかでも、2000年代以降、急速に経済が発展している国があります。UNCTAD(国連貿易開発会議)の分類では新興国市場として下記の35カ国・地域を挙げています。このうち、開発途上国に分類されている国(国連による)が24カ国あります。これらの国は、開発
新興国市場発展途上国のなかでも、2000年代以降、急速に経済が発展している国があります。UNCTAD(国連貿易開発会議)の分類では新興国市場として下記の35カ国・地域を挙げています。このうち、開発途上国に分類されている国(国連による)が24カ国あります。これらの国は、開発
多国籍企業の誕生開発途上国の経済発展には多国籍企業の進出が影響しています。先進国企業は自国で操業するのが一番安全ですが、さらなる利益追求をめざし「もっと大量に製品を売りたい」「たくさん原料が欲しい」「安い労働力が必要」な状況になってきます。そこで開発途上国に注目し、先進国企業
先進国の定義はありませんが、おおむね次の状態にある国といってよいでしょう。・政治が安定していて、経済活動が活発で商品の生産力が高く、貿易額が高い。・国民の人権が守られ、国民の生活水準が一定程度あり、教育・福祉政策が適切になされている。・政治権力を批判するなどの言論の自由が保障されてい
SDGsゴール1は「貧困をなくそう」です。では貧困な国はどの国なのでしょうか。貧困を示すターゲットの1つに「1日1.90ドル以下で暮らす人の割合」があります。このターゲットの達成度マップをみます。赤が貧困度が深刻な国です。アフリカがほぼ赤でおおわれています。ランキ
▼▲をクリックすると昇順・降順が切り替わります。国名地域アイスランドEuropeアイルランドEuropeアメリカNorthern AmericaアルバニアEuropeアンドラEuropeイギリスEuropeイスラエルWestern Asia
OECDとは「OECD(Organisation for Economic Co-operation and Development)」は日本語では「経済協力開発機構」といいます。OECDは国の情勢が安定し経済力が高い国が加盟を認められる組織であるため、OECDに加盟している国が先進
SDGsは、国連で加盟国が共有した世界の問題を解決するための目標です。目標は「1 貧困をなくそう」「2 飢餓をゼロに」など17が掲げられています。SDGsは英語の「Sustainable Development Goals」 を略したもので、日本語では「持続可能な開発目標」です。
日本では6歳になったら小学校へ入学し中学校へ進学することがあたりまえです。ところが、世界をみるとそうでない子どももいます。家事を手伝わされたり、仕事に出されたりで学校へ行けずに仕事をしているのです。お手伝いやアルバイトとは違って、低賃金、長時間労働、劣悪な環境のなかで教育を受
児童労働の業種は工業、農業、漁業、鉱山、サービス業などさまざまです。具体的には例えば、カーペット作り、織物、Tシャツ作り、シューズやボールなどスポーツ用品の製作、チョコレートの元になるカカオの収穫、宝飾品研磨などです。他に、ILOが「最悪の形態の児童労働」として定めているものに、人身
安いものが欲しい!作業現場で子どもを働かせている人は現地の製造業者です。製造業者は子どもたちの労働によって作られた商品を販売して利益を得ます。販売された商品はまた別の業者に渡り、世界に輸出されていきます。日本に輸入されてくるものもあります。そういった商品はとても安
なぜ子どもが働いているのか理由はいくつかあります。1.貧困 子どもでさえ働かないと生活ができない。2.学校に行っていない 近くに通える学校がない、学校に必要なお金が払えない、女の子に勉強は必要ないなどの理由で親が学校へ行かせず、子どもを労働力とする。3.子どもは安く雇える
アフリカ、アラブ諸国、アジア太平洋、南北アメリカ、欧州・中央アジアとどこにも存在しますが、一番多いのはアフリカです。地域別にみた児童労働者数ILO,Global estimates of child labour:Results and trends,2012-2016児童労
児童労働によって生産された安い商品は買わないようにしなければなりません。ですが、いったいどの商品が児童労働によるものなのか。これは残念ながら見分けはつきません。ここが難しいところなのですが、てがかりとして「児童労働によるものではないと宣言している商品」があります。児童労働問題解決に取
地球環境問題とは工業化された社会において、生産に必要な燃料や原料を自然のなかから無計画に採取して自然を壊したり、生産の過程で発生する廃熱・廃ガス・廃物を、自然が回復できないほど大量に吐き出して環境を汚染したりする問題です。イラスト さいとうじゅん世界ではこれまで先進国といわれた国
地球環境問題の1つに森林の減少があります。どのくらい減少しているのでしょうか。国連食糧農業機関(FAO)のデータによると、1990年~2020年の30年間で1億7,750万ha減少しています。世界の森林面積 1990年-2020年資料:FAO国別でみると、一番多く
開発と森林減少森林減少は開発や違法の伐採によるものと考えられています。世界の人口は増えています。それにつれて食糧の供給が必要になり、農地が必要になりました。新しく農地をつくるためには、森林を伐採して農場や牧場にします。現在森林減少が特に問題となっている東南アジアでは、アブ